物流事例:医療機器輸送 Q社様

歯科診療ユニットをクリニックで搬出入
製品の集荷や納品先での組み立てにも対応

全国各地で医療機器の搬出入作業を代行

医療機器メーカーQ社様は、歯科医療で使用する大型機器や消耗品、歯ブラシなどの一般向け製品を、国内外の需要家に向けて製造・販売する事業を展開しています。このうち、当社では、患者用チェアやドクターユニット、照明器具(ライト)やレントゲンなどで構成される歯科診療ユニットに関連する物流業務を受託しています。

医療機器輸送事例

Q社様の工場や配送センターからユニット一式を集荷。当社物流センターで追加包装などを施した後、路線便や自社便(チャーター便)を使って、歯科クリニックでの搬出入作業を担当する当社の全国各地の拠点(配送デポ)に供給します。配送デポは、歯科クリニックでの作業前養生、ユニットの搬入、簡易組み立て・設置、使用済みユニットの回収(搬出)、梱包材の引き取り・廃棄といった業務を担当します。

専用パレットを回収し再利用

チェア、ドクターユニット、ライトなどには、それぞれ作業マニュアルを用意しています。当社の作業スタッフたちは、マニュアルに従って、迅速かつ丁寧にユニットを組み立てていきます。新製品の発売時には、Q社様と協議を重ねたうえで、最適な作業手順を新たに検討・確立しています。

チェアやユニットは重量があったり、衝撃等に弱いデリケートな精密部品で構成されていたりするため、製品そのものをパレットにしっかりと固定するかたちで輸配送する必要があります。Q社様製品向けの専用パレットを用意しており、搬入後はパレットを再利用するために現場から回収し、Q社様の工場や配送センターまで返却する仕組みを構築しています。また、専用パレットがどこに何枚存在しているのか、数量と現所在地を管理できるシステムも運用しています。

医療機器輸送事例

歯科医療ユニットの入れ替え作業は、主にクリニックの休診日に実行します。スムーズな搬出入や組み立て・設置業務を展開し、通常営業(診療)に支障を来さないようにすることが、当社に与えられた本プロジェクトの使命です。

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