物流事例：包装資材・生活関連専門商社M社様

M社様は、製造業をはじめ、小売り、外食産業、医療・福祉など幅広い業種業態の企業向けの各種包装資材を開発、製造（委託製造を含む）、販売する事業を展開しています。調達（仕入れ）は国内が中心ですが、ポリ袋など一部製品については、中国など海外の提携先に生産委託したものを輸入しています。とりわけ近年は環境に配慮した製品の開発・普及にも力を入れており、ユーザー各社が推進するＳＤＧs（持続可能な開発目標）の取り組みにも大きく貢献しています。

当社がM社様から受託しているのは、化粧箱などの包装資材の保管や納品代行といった物流業務となります。M社様のサプライヤー（生産委託先）様から納入される包装資材を当社の物流施設で一時保管した後、大手複写機メーカーなど需要家からのオーダーに従って、ピッキング・荷揃えなどを行い、指定先の生産拠点へ納品するまでの一連の業務を請け負っています。

納品代行は、調達する側にとって、複数のアイテムをまとめて荷受けするため、管理を簡素化できるというメリットがあります。一方、納品する側は、他のサプライヤーとの配送の共同化で、物流コストを低く抑えることができます。実際、M社様は、すでに納品先様向けに構築している当社の物流インフラや配送機能を活用することで、コスト削減に成功しました。