包装試験サービス
振動、衝撃、落下、圧縮をチェック
輸送や荷役の条件を再現する専用装置
お客様に納品する製品が輸送中に破損しクレームが発生している。この問題を解消するためには、どのくらいの強度の包装材や緩衝材を使用すべきなのか。社内には専門的な知識を有するスタッフやノウハウがない———。このようなお悩みを抱えているお客様に対して、当社では「包装試験サービス」の活用をご提案いたしております。このサービスでは、様々な専用装置を用いて、輸送や荷役のシーンを再現。お客様の製品が適正に包装・梱包されているかどうかを確認できます。

主な試験内容は、①輸送中の振動(水平および垂直方向)を再現する「振動試験」、②輸送中や荷役中に想定される衝撃(水平および垂直方向)を再現する「衝撃・落下試験」、③圧縮荷重による耐圧強度を確認するための「圧縮試験」———など。三軸振動試験装置、自由落下試験装置、傾斜衝撃試験装置、圧縮試験装置、垂直衝撃試験装置、前処理用恒温恒湿槽といった設備を使用して試験を行っております。
包装試験規格
JIS(日本工業規格)、ISO(国際標準化機構)に対応当社の包装試験サービスは、JIS(日本工業規格)、ISO(国際標準化機構)といった各種試験規格に対応しております。これにより、国内外で求められる品質基準を満たした包装の耐久性や安全性を評価することが可能です。規格準拠の試験を通じて、輸送中の製品保護を強化し、輸送先や顧客のニーズに合わせた信頼性の高い包装設計をサポートします。
包装試験設備

(700kg負荷時)
5.79m/s2rms(0.59Grms)【ランダム】




900m/s2(92G)【台形波】



包装試験サービスの流れ

当社ではお客様に代わって各種試験を実施するだけでなく、試験結果を踏まえた包装改善、輸送や荷役の現場改善についてもサポートさせていただいております。お客様の製品特性に合った“包装のあるべき姿”を、包装関連の有資格者(当社スタッフ)を通じてご提案するとともに、新たな包装仕様の設計、開発、資材提供までに対応いたします。
充実した設備と装置によって、電子部品のような小型製品からパレットサイズの製品までをカバーできる当社の「包装試験サービス」を、是非一度、ご活用ください。
包装試験 具体例
業種 | 試験内容 |
---|---|
精密機器メーカー 自動車部品メーカー 精密部品メーカー 玩具メーカー 通信機器メーカー |
JIS Z 0200 ランダム振動試験、自由落下試験 斜衝撃試験、懸垂落下試験、正弦波掃引振動試験 |