包装試験サービス

サービス概要

振動、衝撃、落下、圧縮をチェック
輸送や荷役の条件を再現する専用装置

お客様に納品する製品が輸送中に破損しクレームが発生している。この問題を解消するためには、どのくらいの強度の包装材や緩衝材を使用すべきなのか。社内には専門的な知識を有するスタッフやノウハウがない———。このようなお悩みを抱えているお客様に対して、当社では「包装試験サービス」の活用をご提案いたしております。このサービスでは、様々な専用装置を用いて、輸送や荷役のシーンを再現。お客様の製品が適正に包装・梱包されているかどうかを確認できます。

振動試験等、包装試験サービス

主な試験内容は、①輸送中の振動(水平および垂直方向)を再現する「振動実験」、②輸送中や荷役中に想定される衝撃(水平および垂直方向)を再現する「衝撃・落下実験」、③圧縮荷重による耐圧強度を確認するための「圧縮試験」———など。三軸振動試験装置、自由落下試験装置、傾斜衝撃試験装置、圧縮試験装置、垂直衝撃試験装置、前処理用恒温恒湿槽といった設備を使用して試験を行っております。

包装試験設備

三軸振動試験装置
三軸振動試験装置
周波数範囲
1~100Hz【正弦波】・1~200Hz【ランダム】
最大加速度
(700kg負荷時)
24.5m/s2(2.5G)【正弦波】
5.79m/s2rms(0.59Grms)【ランダム】
試験台寸法
2,000×2,000mm
供試品最大寸法
1,700×1,700mm
供試品最大質量
1,000kg
小型 自由落下試験装置
小型 自由落下試験装置
設定落下高さ
457~1,520mm
床面寸法
915×1,410mm
供試品最大寸法
915mm
供試品最大質量
68kg
大型 自由落下試験装置
大型 自由落下試験装置
設定落下高さ
25~1,830mm
床面寸法
1,520×1,880mm
試験台寸法
760×1,016mm
供試品最大寸法
1,520×1,880mm
供試品最大質量
300kg
傾斜衝撃試験装置
傾斜衝撃試験装置
傾斜角度
10°
最高衝突速度
2.2m/s
試験台寸法
2,130×2,130mm
衝突面寸法
2,440×2,440mm
供試品最大質量
2,721kg
垂直衝撃試験装置
垂直衝撃試験装置
衝撃波形
正弦半波・台形波
最大加速度
3,500m/s2(357G)【正弦半波】
900m/s2(92G)【台形波】
衝撃作用時間
6~39ms【台形波】
供試品最大寸法
1,000×1,000mm
供試品最大質量
320kg
懸垂落下試験装置
懸垂落下試験装置
供試品最大質量
1,361kg
圧縮試験装置
圧縮試験装置
最大静的荷重
±75kN
最大動的荷重
±50kN
最大動作ストローク
±100mm
圧盤-試験台間寸法
100~1,500mm
圧盤寸法
1,220×1,220mm
供試品最大寸法
1,220×1,220×1,500mm
前処理用 恒温恒湿槽
前処理用 恒温恒湿槽
温度範囲
-40~100℃
湿度範囲
5~98%RH(at 設定温度 40~60℃)
室内寸法
1,000×1,000×800mm

包装試験サービスの流れ

振動試験等、包装試験サービス

当社ではお客様に代わって各種試験を実施するだけでなく、試験結果を踏まえた包装改善、輸送や荷役の現場改善についてもサポートさせていただいております。お客様の製品特性に合った“包装のあるべき姿”を、包装関連の有資格者(当社スタッフ)を通じてご提案するとともに、新たな包装仕様の設計、開発、資材提供までに対応いたします。

充実した設備と装置によって、電子部品のような小型製品からパレットサイズの製品までをカバーできる当社の「包装試験サービス」を、是非一度、ご活用ください。

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