物流事例:カメラ量販店の一括物流センター運営

店舗での荷受け業務簡素化を目的に
一括物流センターで店別仕分け

カメラ関連製品を中心とした品揃えの小売店鋪を日本各地に展開しているお客様(カメラ量販店チェーン様)では、店舗での荷受け業務が大きな負担となっていました。ベンダー(仕入先)各社がそれぞれ店舗に製品を直接納品する体制だったため、店舗スタッフは納品されるたびに、受領→検品→仕入れ処理→陳列といった作業に繰り返し対応する必要があったからです。

カメラ量販店の一括物流センター運営事例

そこで、当社は、お客様に対して「一括物流システム」の導入をご提案いたしました。一括物流とは、小売り側が指定する物流センターにベンダー各社が対象店舗分の製品をまとめて納品。物流センターで店別仕分けを行った後、各店舗に一括で供給するという仕組みです。90年代以降、コンビニや食品スーパーをはじめとする日本のチェーン小売業の間で導入が進んできました。

カメラ量販店チェーン様との取り組みでは、当社の物流施設が一括物流センターとして機能しております。取引のあるベンダー約25社分の製品を対象に、一時保管、ピッキング、流通加工、店別仕分け、返品処理といった庫内オペレーション業務を担当。さらに、全国の店舗への配送業務も請け負っております。

カメラ量販店の一括物流センター運営事例

新体制に移行した結果、店舗側での荷受け業務負担は大幅に軽減されました。また、ベンダー側もまとまったロットでのセンター納品が可能になったことで、物流コストの削減に成功しました。この取り組みにおいて当社が一括物流のパートナーに選ばれたのは、リコーグループ向け物流業務などを通じて精密機器などデリケートな製品の荷扱いのノウハウや経験が豊富だったことが決め手となりました。

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