物流事例:スポーツ用品店の一括物流センター運営

一括物流で毎日仕入れを週2回に
店舗での値札貼りをセンター対応に変更

お客様(スポーツ用品店様)の店舗スタッフの皆さんは、接客というコア業務に専念できず、いわゆるバックヤード業務に忙殺されていました。メーカー各社から毎日のように送られてくる製品の荷受けや検品、さらに値札貼りや品出し(陳列)などの作業に追われてしまい、スタッフたちが商品説明やサイズの確認、試着といった顧客対応に時間を割けないことは、店舗側にとって販売機会ロスにつながっていました。

スポーツ用品店の一括物流センター運営事例

当社がお客様にご提案したのは、一括物流システムの導入です。まずメーカー各社(約50社)からの納品先を「直接店舗」から当社物流センターに改めました。そして店舗のバックヤードで処理していた値札貼り作業を物流センターでの対応にシフト。店舗への納品は毎日から週2回へ大幅に削減するとともに、物流センターから店舗への配送を当社が担当する体制に切り替えました。

一括物流の仕組みを取り入れたことで、お客様は、①荷受け・検品など仕入れ関連業務の作業時間を約50%削減(1日当たり)、②店舗への納品時間帯の固定化(店舗が混雑している時間帯を避けるなど)、③店舗スタッフ数の削減とスタッフの最適配置———などを実現することができました。

スポーツ用品店の一括物流センター運営事例

また、従来は、特売シーズンなど大量の仕入れが発生する繁忙期になると、バックヤードだけでなく、店舗内に一時保管スペースを確保していました。しかし、新体制移行後は当社物流センターで物量増を吸収できるようになったため、店舗での売り場面積の拡大につながりました。

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