物流事例:欧州・北米向け海上輸送コスト低減

船会社の選定代行で適正コストをご提案
運航スケジュール見直しで納期短縮を実現

日本から世界各国の取引先に製品を輸出している化学品メーカーB社様は、長年にわたって特定の船会社に国際海上輸送を委託してきました。長期間の取引関係の継続には、自社製品特性への理解が深く、高い物流品質を維持できる、通関など各種手続き業務を円滑に進められる、といったメリットがある一方で、運賃・料金の弾力性を失う、日々の業務遂行に馴れ合いが生じて新たな提案がもたらされない、などの負の側面があるのも事実です。

海上輸送費削減・海上輸送料金カット

実際、B社様では、航路ごとの海上輸送の適正な運賃水準を把握できていない、限られた船会社の運航スケジュールに基づいた輸出であるため納期面での競争力が他社よりも劣ってしまう、といった課題を抱えていました。そこで、当社では、NVOCC(非船舶運航業者)として数多くの船会社と協力関係にあるという強みを活かしたソリューションを、B社様にご提案いたしました。

まず複数の船会社から定期的に見積もりを入手し、リーズナブルな運賃・料金を提示した船会社に輸送業務を委託する「ビット方式」を新たに導入しました。ビットはB社様に代わって当社が実施するため、B社様は手間の掛かる運賃交渉から解放されました。また、船積みや運航のスケジュールについても、当社が交渉や調整を担当するため、B社様は自社の輸出関連業務を大幅に軽減できるようになりました。

海上輸送費削減・海上輸送料金カット

一連の改革を通じて海上輸送コストの削減や納期短縮を実現したB社様に対して、当社では今後も引き続き国際サプライチェーンの競争力強化につながる様々な提案を行っていく方針です。

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